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2011年7月 7日 (木)

No.06:船の科学館 & 宗谷

7月5日に猛暑を押して「船の科学館」を見学して来ました。今秋で一時休館になるという話を伝え聞いたので、その前に出掛けたわけです。同館は7万トン級の客船を模したというユニークな建屋内に地上6階,地下1階にわたり、多くの展示品があって、見応えが有ります。

B01_b06_s_3原始的な船から最近のハイテク船に至る
まで の多種多様な船が、模型や絵画あ
るいはイラストで展示されているのには一
驚しました。

特に大型客船や旧海軍の空母などの模
型の精巧さは素晴らしいものでした。絵
画やイラストは、遣唐使船・将軍の御座
舟・御朱印船・北前船など、名称は歴史
書や時代小説で知ってはいても、実際の
形状を知らないモノが明示されていて、
興味を惹きました。

地階には海洋資源開発のジオラマの展
示が有り、また潜水艦の潜望鏡の操作と
視野を体験できる仕掛けも有りました。

館外には旧海軍の戦艦「陸奥」の40セン
チ主砲が展示されていました。同艦は基
地において謎の爆沈をした筈ですが、良
くも引き揚げたものです。

また、南極観測に活躍した「宗谷」が繋留して有ります。この船は1936年に川南工業が耐氷型貨物船としてソ連の発注で建造したのですが、紆余曲折を経て1941年に日本海軍の特務艦になりました。その後、多くの作戦に参加して危機に瀕した事も有りましたが、幸いに生き残り、戦後は外地からの兵員・民間人などの引揚げ業務に従事し、さらに海上保安庁の巡視船を務めました。

1957年からは南極観測船として活躍し、6回に及ぶ観測業務を遂行して大きな成果を上げましたが、老朽化が進み1962年には「ふじ」に引き継ぎました。1978年には海上保安庁の船籍を離れ、以来、船の科学館の一部になっています。

68_3
私が嘗て勤務していた電機会社は、この「宗谷」の航空無線機器および監視用テレビカメラ設備を納入しました。当時の日本では最先端の電子機器でしたから、新聞や業界誌などの記事にもなりました。今回の見学で、その痕跡が何か残っていないか、と探って見たのですが、残念ながら確証は得られませんでした。

80_cctv_2_2                     船橋上の支柱に装着したテレビカメラ

船橋の右側上部に在る支柱に監視用テレビカメラらしい機材が装着して有るのを見つけて撮影はしました。帰宅後に拡大して見ると銘板らしい表示が付いていましたが、文字は読取れません。

B04_b05_s_2

テレビカメラに対応して映像モニターが何処かに在った筈ですが、通信室や操舵室を瞥見したかぎりでは見付かりませんでした。そんなわけで、テレビカメラらしい機器が果たして、そのモノであるか、またそうだとしても、私の勤務した企業の製品であるか否かは確認出来ませんでした。

既に50年も前の事であり、いまさら追求することは不可能でしょうが、私としては往時を回想する一時を持ち得て有意義な見学でした。           
                                     以上。

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