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2012年1月21日 (土)

No.20:ウメサオ・タダオ展 見学

東京・お台場に在る日本科学未来館で「ウメサオ・タダオ展」が開催さ
れています。1月19日に見学して来ました。梅棹忠夫氏は京都大学名
誉教授であり国立民俗学博物館の初代館長の要職に在った方です
が、一般には「知的生産の技術」という著書により、市民に情報生産
活動の手法を周知させたことで知られています。

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氏は精力的なフィールドワークで膨大な資料を収集し、多彩な分野の
知識人との交流を重ね、独創的な視点から世界を読み解いた多数の
著作を持ち、知の巨人と称せられています。

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上図は、初期の頃に氏が使用したフィールドノートとスケッチなどで
す。野外の調査のために小型のノートを多用したようです。
下図は京大カードを用いて情報・着想を記載し、かつ分類・整理して
収納した例です。

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氏は京大カードの使い方として、常に持ち歩き気付いたことを直ぐに
メモする、1枚1情報を励行する、随時見直しをしてカード記載事項の
相互関係の発見に努める、と説いています。そうして、それを実行す
ることにより、思索の発酵作用が得られると強調しています。

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氏は多くの著作を刊行しましたが、最も有名なのは上図に示した
「知的生産の技術」でしょう。 この書は情報の収集・整理・活用につい
ての有効な手法を説いたもので、コンピューターが普及しなかった時
代でしたが、その考え方は現代でも通用します。
学術的な著作として「文明の生態史観」は出世作として内外の注目を
浴びました。

また、氏はローマ字論や漢字廃止論を唱えた時期も有り、その時に
はローマ字タイプライターを用いたり、ひらがな縦書きタイプライター
を試作させるなどもしました。思索の人というよりも実践の人であった
ようです。                            <以上>

 

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