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2012年2月17日 (金)

No.22:海上保安資料館・横浜館 見学

横浜港の名所「赤レンガ倉庫」の近くに海上保安庁・横浜防災基地が
有ります。その一隅に「海上保安資料館・横浜館」があって、"工作船"
が展示されているのですが、一般にはあまり知られていないようです。

先日。老生は見学に赴き、10年余を経た事件を再認識しました。

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事件は2001年12月22日に発生しました。九州西海域に不審船を発見
したとの通報に基づき、海上保安庁は巡視船と航空機を急派して拿
捕を図りました。
不審船は停船命令を無視して逃走を続けたので、巡視船は警告の後
に威嚇射撃を実施したところ、不審船は自動小銃およびロケット・ラン
チャーにより、巡視船を攻撃して来ました。

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そのために巡視船は乗組員・船体に被害を生じ、ここに至って正当
防衛の射撃を行いました。そのうちに不審船は、自爆と見られる爆
発を起こして奄美大島西390キロメートルの海域に沈没するに至り
ました。

その後、2002年9月11日に不審船を引き揚げて調査し、その実態
が明らかになりました。工作船は長さ30m, 総トン数は44トン、速力
33ノット、と判明しました。小型船や水中スクーターを内部に収納し
ていますが、これは密入国・拉致・奇襲・撹乱などの任務遂行の機
材と忖度できます。

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搭載の武器は2連装機銃・ロケットランチャー・無反動砲・自動小銃
など多種多様でした。また、無線機・GPS・ポケコンなどの情報通信
機材や保存食なども発見されています。なお、武器以外は日本製が
大半のようでした。

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この資料館を見学して痛感した事は、周辺諸国からの脅威は、この
事件以前からも存在していたのが、このような形で具体的な形で示
された、という事です。
さらに、このような前例が有ったにも関わらず、2010年9月7日の尖
閣諸島で中国漁船衝突事件が発生した時の対応と後処理は極めて
不徹底且つ弱腰だった事を残念に思う次第です。
                                <以上>

          

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