無料ブログはココログ

« No.54:我がカメラ遍歴 (4) | トップページ | No.56:ハロウィンと熱気球 »

2012年10月27日 (土)

No.55:我がカメラ遍歴 (5)

デジタル・カメラが登場したのは1990年代だと思います。前号に記した
アナログ方式のフロッピー・カメラは過渡的な存在であって、数社が試
験的に発売した程度で世に広まるには至りませんでした。
1990年代半ばにパソコン・ソフト ウィンドウズ95 が出現して、パソコン
の普及は一挙に拡大し、それにつれてデジタル・カメラの環境も整備
されたのです。

とは云っても、長い歴史を持つ銀塩フィルム・カメラの完成度は高く、
出現したばかりのデジカメの性能・機能はカメラ愛好者から見れば、不
充分でしたし、価格的にも割高でした。
老生も、友人のデジカメを横目に見ながらも、入手するのは躊躇って
いました。

最初に手にしたのは、玩具メーカーの発売した正にトイ・カメラでした。
それも懸賞か景品かで偶然手に入れた品でした。

22_tkr_mx_a_2 左図がそれで ㈱タカラの
製品です。 スティック・シ
ョットというモデルでした。
極めてシンプルなモノで、
レンズは固定焦点、小さ
なファインダーで被写体
を視野に入れてシャッターを押すだけでした。デジカメのシンボルである液晶モニターは有りませんでした。

それでも一応 AE 機能は付いていたようですし、意外なことにセルフタ
イマーが有りました。画素数は10万でしたから、今日の感覚ではずい
ぶん粗いような感じがしますが、その頃は大して気にしませんでした。
むしろ、USBケーブルでパソコンに繋ぎ、画像ソフトで種々の処理が
出来るのを珍しく感じたものでした。

23b_cas_qv2900ux

上図は老生が始めて購入したデジカメ、カシオQV-2900UX です。
2000年代前半の頃でした。この時期になると既に各社から様々なモ
デルが発売されるようになりました。この製品を選定したのは、レン
ズ部分が180度回転できる特徴を備えていたからです。また、8倍の
ズームというのも魅力でした。

レンズ部分が回転できると云う機能は、その後に現れたバリ・アング
ル・モニターと類似の機能で、他社製品には見られませんでした。ズ
ーム比に関しても他社製品は3倍が普通でした。しかも、価格は割
安感が有ったので飛びついたわけです。

この頃になると、基本的な技術仕様は共通になりました。AE機能・
AF機能・フラッシュ・メモリーカード・USB接続、などがそれです。
画素数は競争のタネで、100万から200万というところでした。
この機器は200万画素でしたから、当時としては最高に近い性能で
した。

このレンズ回転式という形式は画期的なものと思われ、雑誌などで
も話題になりましたが、隆盛を見なかったようです。数年を経て老舗
のカメラ・メーカーが、類似構造でよりスリムな機種を発売しましたが
一過性に終わってしまいました。 

その次に入手したのは、キャノンのパワーショットS5 IS でした。こ
れは一眼レフに近い構成ですがレンズ交換式では有りません。ズー
ム比が12 も有り、2000年代中期の製品としては最大に近かったと
思います。

24b_can_power_shot_s5is

このモデルが発売された頃は、本格的な一眼レフは未だ少なく、高
価でしたから、この種の準一眼レフとも云うべき高ズームのカメラは、
それなりの人気を得たようです。キャノンの他に富士フィルム・オリン
パス・ルミックス・ニコンなどが参入して激しい競争を展開しました。

その数多の製品の中でキャノンを選んだのは、バリ・アングル・モニ
ターを装備していたからです。このシステムを活用すると、種々な角
度からの撮影が出来て意外に面白い結果を得られる事が有ります。

この時期には各社の画素数は1000万に迫り、競争の目玉はズーム
比に移りました。12倍ぐらいから始まり、20, 24, 30 と数ヶ月毎に新
製品が発表されるようになったのです。また機能としては手ブレ防止
や動画撮影は標準装備になりました。 

以上が老生の小学生時代から傘寿に至るカメラ遍歴の概要です。
常に経済的な制約の中で、コスト・パフォーマンスが妥当であり、且
つ何等かの特徴を持つ製品を選んだ心算です。

現在は本格的な一眼レフが多機種発表され,価格もそれなりに下が
って来ていますし、ミラーレス一眼レフという新機種も登場しています
が、新規購入の予定は有りません。手持ち機材を最大限に活用する
方針です。
                                <以上>
                                                  

« No.54:我がカメラ遍歴 (4) | トップページ | No.56:ハロウィンと熱気球 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/575020/55982012

この記事へのトラックバック一覧です: No.55:我がカメラ遍歴 (5):

« No.54:我がカメラ遍歴 (4) | トップページ | No.56:ハロウィンと熱気球 »