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2013年2月16日 (土)

No.70:JRの電気機関車と郵便切手 (1)

世の中に「鉄ちゃん」と呼ばれる鉄道マニアは相当数存在するようです。老生も子供の頃から鉄道には興味も関心も有りました。鉄道車両の写真を集め、形式・番号を覚え、時刻表を隅々まで精査したり、模型鉄道の製作に没頭したものです。
社会人になってからは遠ざかっていましたが、集めた鉄道車両の写真の類はかなり残っていました。その一部を整理して纏めたのがこの一文です。

EC40型:日本で初めて運行したEL

10000_900131 Ec40

EC40型は日本に初めて導入して運行したELです。運行したのは上越線・碓氷峠の難所でした。この区間は急勾配でトンネルが多いのでSLの運行にはトラブルが続出したので、ELに切り替えることにしたのです。ドイツ・アルゲマイネ社製でした。
急勾配のためにアプト式という特殊な装備をしていました。また、建築限界の狭いトンネル内で運行するために給電は第三軌条方式に依りました。原型は切手に示すようにポールで集電する方式でしたが、後に図に示すようなパンタグラフに変更しました。駅構内ではポール若しくはパンタグラフを使い、トンネル内では第三軌条に対応する集電靴を用いました。
このモデルの使用実績は低かったようですが、パイオニアとしての意義は大きかったようです。なお、切手では 10000型として有りますが、これは導入当初の型番で、後にEC40 と改称しました。

ED40型:初の国産EL

Ed40_900228 Ed40

1919年に国鉄大宮工場で設計製作された国産第1号機です。EC40型の後継機として造られ、良好な成績を収めました。碓氷峠での運用という難問に挑戦したのですから、当時の技術陣の苦労は大変なものだったと想像されます。
なお、こののモデルは鉄道博物館などに展示されています。

ED16型:国産初期の中型EL

1931年製のモデルで大型機のEF52を小型化したような外観でした。中型機としては珍しく前後にデッキを備え、車軸配置は1B+B1と云う形式でした。
上越線で活躍したので、年の上越新幹線開通に際して発行された記念切手にも登場しています。
このELは重連運転を見越して総括制御装置を備えましたが、不具合が目立ち撤去したそうです。

Ed16_19821115_2 Ed16_b_2

EF52を連想させる堂々とした外観の故か、一部の模型鉄道愛好家には人気があったようです。(EF52型を1/40に縮尺すると6帖間に敷いた円形レールを回りきれなかったのです。ED16型なら可能でした。)

ED61型:高性能の中型EL

1958年製の高性能機です。ED17型の後継機として勾配の多い中央線で多用されました。

Ed61_900523_2 Ed61_2

このモデルの特徴は電力回生ブレーキを備えた事です。急勾配の路線で有効でした。
この時期になると、材質も工法も格段に向上していましたから、直流機としては完成度の高い機種になりました。

                        <以下次号>

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