無料ブログはココログ

« No.90:「風立ちぬ」を見て来ました | トップページ | No.92:「堀越二郎の生涯」航空発祥記念館の見学 (1) »

2013年8月 4日 (日)

No.91:TEPIA ロボット WEEK を見学

先月末に東京・北青山の「先端技術館 TEPIA」で新型ロボットの展示が有り、見学して来ました。

「未夢:サイバネティック・ヒューマン・ロボット」

49a 43_2

このロボットは産業技術総合研究所で開発された、リアルな頭部と日本人成年女性の平均的体型を持つ人間型ロボットです。愛称を未夢(みーむ)といいます。未夢は、身長160cm, 体重46kgで、顔の表情が変えられます。産総研で開発した二足歩行ロボットの制御技術、人の歌唱をお手本に自然な歌声やロボットの顔動作を自動生成する技術を適用することにより、人間に極めて近い動作や自然な歌声と表情で歌唱ができます。
会場でのデモでは、比較的簡単に動作に限られていましたが、それでも顔の表情が微妙に変化し、四肢の動きも滑らかのには感心しました。

51 Yuo_mimu_03
会場では、舞台で踊る未夢をビデオで示していました。衣装を変えてヒトと並んでの動きには、在来のロボットの機械的な動作とは全く違いました。なお、U-Tube には多数紹介されています。

「HOSPI Rimo 」:病院用ロボット

バナソニック社が開発した病院用ロボットです。病院内で書類・器具などを配達する搬送ロボットで、周囲状況を把握しながら自律走行を行います。病院内で書類・器具・検体・薬品などを届けます。また、映像を介して患者との対話も行います。

55

この形式のロボットは、ある機能を実現するモノでヒト型ロボットのように、ヒトに似せるよりも、特定の機能を追求してヒトの役に立つ、例えば省力化・危険な作業の回避・効率化などを目的とするようです。

「水田用小型除草ロボット」:アイガモ

58岐阜県情報技術研究所・岐阜大学などが共同開発したロボットです。除草剤を使わぬ米作りを目的としました。
水田の中で稲を認識して、踏まないように自律走行を行い。左右のキャタピラで小さな雑草を踏み潰して掻き出す機能を備えます。
また、水を濁らせて日光を遮断することにより雑草の光合成を妨げて成長を抑制する働きも持ちま。
これなどは、機能に主眼を置く自動機械の一種ですが、センサで周囲を観測し、その結果に基づいての自律走行を行うのが、在来型の自動機械とは異なる特徴でしょう。

「Wakamaru」:My Home Robot

62s ショー・ルームなどでの案内・紹介をするのが主な用途です。ヒトに視線を合わせての簡単な会話が出来ます。
指定のルートに沿っての走行では、障害物を迂回する機能も備えています。
身長 100cm, 体重30kg ですから比較的小型と云えるでしょう。

「ひとこと」

ロボットの進歩が世人を驚かせたのは1985年に "つくば" で開催された科学技術万博だったと思われます。
この時に登場した「ミュージシャン・ロボット」は、楽譜を読み、両手でピアノの鍵盤を叩き、人間のオーケストラと共演しました。また、同時に世界初の「二足歩行ロボット」も公開されました。どちらも早稲田大学の加藤一郎研究室により開発されました。
以来、30年近くを経て、今回の作品のように進化したわけです。家庭用ロボットもあと一息に迫っていると感じさせられます。

                               <以上>

« No.90:「風立ちぬ」を見て来ました | トップページ | No.92:「堀越二郎の生涯」航空発祥記念館の見学 (1) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/575020/57925197

この記事へのトラックバック一覧です: No.91:TEPIA ロボット WEEK を見学:

« No.90:「風立ちぬ」を見て来ました | トップページ | No.92:「堀越二郎の生涯」航空発祥記念館の見学 (1) »