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2013年10月13日 (日)

No.96:「計算折紙のかたち展」を見学

「計算折紙のかたち展」というイベントが東大駒場博物館で、開催されていました。(7月20日~9月23日) 老生はこの分野には全くの門外漢ですが、「ミウラオリ」と云う技法が宇宙機器のアンテナや太陽電池パネルに応用されている、という程度の予備知識は有りました。

04 伝統的な折紙は、1枚の紙を切ったり貼ったりせず折るだけで形を創り上げる遊びですが、近年はORIGAMIとして国際的にも認められる芸術の一分野です。
近年は「計算折紙」として、数学・情報科学・構造工学・建築・意匠などをも包括する研究領域としても発展しているそうです。

左図は会場の正面です。かなり古い建物ですが、それなりの風格が感じられます。

会場に入って真っ先に目に付いたのは「悪魔」と称する造形でした。かなり複雑な形状で、これが並んで展示されている展開図から造られるとは信じ難い思いがしました。

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もっと複雑なのは「うさぎ」で、これほどの立体曲面が、平面を折って構成できるのは驚異でした。さすがに展開図も複雑で、これを手作業で折っていけるのか、とも感じました。 下図はその展開図と作品です。
                               

P13その他にも「テトラポット」や「顔面」などの複雑な曲面を含む作品も展示されていました。

身近かな実用例としては著名な「ミウラ折り」が有りました。この技法で折り畳んだ大判の地図をワンタッチで開けますし、再び折り畳むことも出来ます。上記したように、宇宙機器にも、応用されているのですから折紙の効用は広範なものだと感じさせられます。

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左図は「テトラポット」、右図は「顔面」です。

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上図は「ミウラ折り」です。一見、簡単そうですが、背後に在る理論は難しいようです。

大きな作品では椅子やテント状の構造物も在りました。材質を選べば実用品に成り得ると思われます。

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左図は椅子、右図はテント状構造物です。

この他にも多数の展示品が有り、興味津々でしたが、その理論は説明文を見ても、チラシを読んでも老生には殆んど理解不能でした。しかしながら、身近な折紙に端を発し、かくも多様で華麗な展開が行われ、しかも実用に結びつく例も在るとは新鮮な驚きでした。
                        <以上>

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