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2017年5月11日 (木)

No.170 : JAXA 調布航空宇宙センター公開を見学 (1)

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去る4月23日に 「JAXA 調布航空宇宙センター」 の公開が有り、幸いに晴天に恵まれたので、老生は見学して来ました。この施設は、"つくば" "相模原" "種子島"の諸施設に比べると知名度はやや低いようですが、見応えのある展示物も多く、また都心に近く交通も比較的便利です。
この施設の研究テーマは現在から近未来の航空機を対象とした技術開発に在るらしく、成層圏・亜成層圏の航空機技術の研究が主目的のようです。巨大なロケットや壮大な宇宙探求は他の施設のミッションのようないように感じました。

老生が関心を持った展示品の幾つかをアトランダムに紹介します。
構内に入って直ぐの位置に展示室が在ります。その"航空ゾーン" には「小型超音速実験機・D-SEND#2」が展示されています。

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この実験機は超音速飛行で発生する爆音(ソニック・ブーム)の低減をテーマにしているようです。実験は所期の成果を上げ、そのデータは国際的に評価されたとの事です。全長7.913m, 翼幅3.510m,重量1000kg, と示されています。

"宇宙"ゾーンには、「小型自動着陸実験機・ALFLEXが展示して有りました。これは自動着陸の基盤技術を確立することを目的とした機体で、高空でヘリコプターから分離・投下した後、滑空しながら滑走路へ自動着陸させる実験を反復して成功を収めました。
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この機体の全長は6.10m, 翼幅は3.78m, 重量は760kg, です。この機体で得たデータは多くの機材の開発・設計に活用されました。

"航空の歴史"ゾーンには、「低騒音STOL機 "飛鳥"」の模型が在りました。
63_s この機は、低騒音ファン・ジェット短距離離着陸機の基礎技術確立を目的としたものです。空自のC-1 輸送機を原型とし、航空 宇宙研と川崎重工が共同で設計に当たりました。
本機は1885年~1989年の間に100回に近い試験飛行を行い、貴重なデータを収集しました。
機体の全長は29m, 翼幅は
30.6m, 全重量は38.9ton, という巨大なものでした。約30年も前に、このような研究プロジェクトがあった事に驚きました。

"試験設備"ゾーンには「実験用航空機」として数台の模型が有りました。
59_s_4 左図は「実験用航空機 "クィーン・エア"」です。原型はビーチクラフトB65型ですが、ディジタル・コンピュータを搭載した可変応当機に改修されました。航空機や宇宙機の飛行運動を模擬するインフライト・シミュレータとして、多くの研究成果を得たそうです。

                                     <以下次号>


                 

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